専修大学
多種多様な情報デザインにチャレンジ!
ネットワーク情報学部 ネットワーク情報学科 栗芝正臣研究室
栗芝 正臣(くりしば まさおみ)講師
専門分野は「情報デザイン」。メディア情報学・データベース(情報デザイン)に精通し、研究テーマは「行為に潜む情報を可視化するプロダクトの開発」。各種ポスター、Webサイト、ロゴマーク、授業教材など、制作物は多岐に渡る。
「情報デザイン」という言葉から何をイメージするだろうか? おそらく「Webページの作成」ではないだろうか。「確かに『情報デザイン=Webページ作成』という図式が定着しています。しかしインターネットも重要ですが、情報は現実と直接関わってこそ意義があるもの。そこで私の研究室ではWebページ以外のさまざまな情報デザインを追究していきます」。(栗芝講師)
そのひとつに、東京・千代田区と組んで作成したカード型情報ツール=「丸の内 ポケット インフォメーション」がある。これはトランプほどの大きさの 60枚ほどのカード1枚1枚に、東京・丸の内界隈の名所や観光スポット、歴史的な人物・建物、グルメや夜景を楽しむ散策コースといった情報を、表面には記事と写真、裏面には地図というようにコンパクトにまとめたもの。「1年間かけて丸の内に実際に何度も足を運んで取材。学生たちが汗と涙で(笑)創り上げました。もちろん情報機器とも連動させてさらなる情報が得られるようにと、QRコードも埋め込んでいます」。現在は第2弾として、秋葉原を対象としたカードを作成中。「今度はカードよりも少し大きな料理レシピのような形にしようと思っています」。
情報支援ツールを使って実際の授業、近くの小学校にてもうひとつが近隣の小学校や科学館などと連携した情報支援ツールのデザインだ。「小学校6年生理科に『大地の仕組み―地層とそのでき方―』という単元があります。そこで大学の近くにある生田緑地で観察できる地層をWebコンテンツと紙製の模型でまとめ、子どもたちが理解しやすいようにデザインしていきました」。6年生が大学を訪問したり、一緒に地層観察会を行ったり……。最後は学生たちが出来上がったツールを使って授業も実践した。
「情報とはテレビやインターネットなど、メディアで表現されるものだけではありません。着想や工夫しだいでは無限の可能性を秘めたもの。新しいデザインにチャレンジしませんか?」




